明石市テニス協会
Akashi Tennis Association
ご挨拶 〜50年目更に70年、次の100年を目指して〜
明石市テニス協会
会長 朝山幸雄
この度、明石市テニス協会は、昭和47年度9月1日「明石市庭球協会」の名称で設立して以来、令和3年9月を以って50周年を迎えることになりました。
50年間に於ける協会の事業企画の展開・運営はもとより競技・人事・財源などに関わる様々な課題の一つ一つを対処しながら今日まで継続して参りましたが、これ偏に歴代の役員の方々のご努力、加盟団体、市行政、地域の皆さんご支援・ご協力のお陰であります。ここに明石市テニス協会を代表として感謝申し上げます。
創立初事業として、昭和47年10月に「明石市庭球選手権大会8種目」を開催致しました。僅か7団体から約350名のご参加を頂き、初大会ながら思わぬ盛大な大会が開催できましたことを創立関係者の一人として大変エキサイトしたことを昨日のように思い起こされます。
この初大会の実績がきっかけで、明石市体育協会への加盟要件3ケ年が僅か半年に体萎縮されて昭和48年4月に入会が承認されました。更には48年4月行う新事業である「明石市クラブ対抗庭球大会(現市民テニス大会)」が明石市教育委員会と共同主催になり、また48年の秋10月に開催の第2回明石市庭球選手権大会が「明石市総合体育大会庭球大会」として組み込まれるなど当協会の組織のスタイルが整って参りました。
当テニス協会の活動は、規約4条に掲げる3つの目的を主眼にしております。
その一つ目は、「テニスの健全な発展」、二つ目は「スポーツ精神の高揚」、3つ目が「加盟団体相互の親睦を図る」ことであります。
これらの3つの目的達成のために、創立以来様々な事業を企画展開して参りました。
それらについて振り返り見て参りますと、概ねの内容は「技術向上講習、団体対抗戦、ほか都市交流戦、テニス地域拡大と振興、ジュニアシニア大会や記念行事」などまさに多岐に及ぶ事業に取り組んで参りました。
<事業開始> <名称>
1.昭和47年 明石市庭球協会創立
明石市庭球選手権大会(毎年1回:一般・シニア 継続)
2.昭和48年 明石市クラブ対抗庭球大会(毎年1回:一般・シニア 継続)
明石市体育協会加盟
3.昭和49年 他都市交流対抗戦(対岡山市)(毎年1回:一般 中止)
4.昭和53年 テニス指導者講習(毎年1回:一般 継続)
5.昭和56年 室内テニス大会(毎年1回:一般 中止)
6.昭和63年 ショートテニス講習(随時:少年・少女 中止)
7.平成元年 親善東播磨テニス選手権大会(毎年2回:一般・シニア 中止)
(東播磨6市1郡)
8.平成8年 明石市マスターズダブルス大会(毎年1回:シニア 継続)
9.平成10年 他都市交流戦(対和歌山市)(毎年1回:一般 中止)
10.平成13年 創立30周年記念事業
11.平成30年 明石市ジュニア大会(春季)(毎年1回:一般 中止)
明石市マスターズシングルス大会(毎年1回:ジュニア 中止)
12.平成31年 明石市ジュニア大会(冬季)(毎年1回:シニア 中止)
(令和元年)
13.令和3年 創立50周年記念事業
時勢は川の流れの如く刻々と変わり時代の変化に合わせた事業で、活動が途切れないように努めて参りました。このようにして、50周年を迎えた明石市テニス協会ではありますが、50年間に参加して下さった選手の延べ総参加数はおよそ8万人を超えておりますことをこの機会にご報告させて頂きます。
現在において、明石市近隣の方々対象にテニスを楽しむ環境を提供し更には出会いの場、親睦の場、心を豊にして頂く環境を目指し、テニス振興に取り組む所存であります。
どうか次の70年、次の100年に向けて、ご支援・ご協力お願い致します。
終わりにあたり、明石市テニス協会創立から50年間に亘り、ご支援・ご協力して下さった全ての方々に重ねて衷心より感謝し敬意を表します。併せて50周年記念誌発行に当たり様々なご協力を戴きました関係者の皆さんに対し厚くお礼申し上げます。